大塚国際美術のクリムト、グスタフ

接吻　1907-08年　180✖️ 180㎝　オーストリア美術館

クリムトの有名作品。抱きあう男女の頭部と顔、手足は写実的で、それ以外は平面的に描かれている。足元には楽園の花が咲き乱れているが、具体的にどんな場所かについては曖昧に書かれている。そうした超現実的な空間でこそ純粋な愛の夢は実現される、というのがグリムトの主張だったようである。

この絵のモデルとなったのはウィーンの有名な銀行家夫人であり、クリムトと恋愛関係にあったのではと取り沙汰されている

本物は　ノイエ・ギャラリー（ニューヨーク）に展示されています